ISO/IEC 17025 品質マニュアルのご案内

品質マニュアルの考え方

多くの企業様から「品質マニュアルはあまり改訂したくない」「できるだけ下位文書に内容を記載したい」というお声をいただきます。
弊社もこの考えに賛同しております。

ただし、弊社の品質マニュアルは、ISO/IEC 17025の規格要求事項を正しく理解していただくために、内容を本文内に明記して作成しています。
そのため、購入後に「下位文書に移した方が良い内容」がある場合は、適宜移してご活用ください。

1. 他社のマニュアルとの違い

弊社の品質マニュアルは、他社が販売している“規格要求事項をそのまま写したような”ISO/IEC 17025品質マニュアルとは異なります。

実際に、他社製のマニュアルを購入された後に、弊社のマニュアルを導入された企業の品質管理者様から、
「内容が全く違い、理解しやすく、実際の運用に役立った」とのご感想をいただいております。

弊社のマニュアルは、単なる写しではなく、実務に即した構成と解説付きです。
ご購入後、必ずご満足いただける内容です。

2. 品質マニュアルの構成方法

品質マニュアルの作成には、以下の2つの方法があります。

① 弊社のマニュアルのように、ISO/IEC 17025の規格要求事項の順番に沿って構成する方法
② 業務プロセス別（分野別・部署別）に構成する方法

初めて認定審査を受けられる場合は、①の方式をおすすめします。
理由は、要求事項の漏れを防止でき、また審査機関も要求事項の順に確認を行うため、審査対応がスムーズになるからです。

②の方式は、認定取得後5年以上経過した試験所・校正機関が、自社運用に合わせて再構築する際に挑戦するとよいでしょう。
しかし、初期段階では①の方式が最も確実です。

品質マニュアルの概要（A4版・全75ページ）

表紙
　文書番号、文書名、版番号、発行日、発行元、作成者、承認者を記載します。
　詳細は「文書管理規定」で定めます。
品質方針
　組織の品質に対する基本方針を明示し、最高責任者の意図を明文化します。
マニュアル配布表
　各部署に配布している版の管理表です。
改訂履歴
　内部監査や審査機関の指摘などに基づき、修正・改訂を行った履歴を記録します。
　品質マニュアルは初版発行後、審査を経て改訂を重ね、より良い内容に進化していきます。
　改訂内容が多くなるため、記入欄は余裕を持たせておくことを推奨します。
目次
　品質マニュアルの目次は、
　① 業務の流れに沿って構成する方法
　② ISO/IEC 17025の要求事項に従って構成する方法
　の2通りがあります。

　業務別構成は、要求事項の理解が深くないと難しいため、規格要求事項に従った構成を推奨します。
　審査や内部監査もこの順で行われることが多く、整合性が高くなります。

品質マニュアルを活用するメリット

時間とコストの節約
　自社独自で作成する場合、完成まで3か月以上かかることもありますが、
　弊社マニュアルを参考にすれば約1か月で完成可能です。
早期の運用開始が可能
　早く完成すれば、内部監査やマネジメントレビューの実施、認定審査の申請へ早期に進めます。
担当者の負担軽減
　構成や文書内容を一から考える手間が省け、スムーズに品質システムを整備できます。

安心して使える品質マニュアル

多くのISO/IEC 17025品質マニュアルを購入しても、
「この内容で審査に通るのか不安…」という声をよく耳にします。

弊社のマニュアルは、実際の審査で使用され、認定を取得した経験に基づく構成です。
マイクロソフトWordで作成されており、自社用に簡単に編集可能です。

特徴

ISO/IEC 17025要求事項を漏れなく網羅
下位文書の参照関係がわかりやすい
試験所・校正機関の必要な文書と記録様式が明確
審査機関の「品質マニュアル作成の手引き」で重視される要素をすべて反映
要求事項とマニュアルの対応が一目で理解できる構成

導入による効果

① 品質マニュアル担当者の作業負担が大幅に軽減されます。
② 品質マニュアルを早期に完成させることができます。
③ ISO/IEC 17025構築準備期間を約4か月短縮できます。
④ システム運用を早く開始できます。
⑤ 認定登録審査の申請・実施時期を明確に見通せます。
⑥ ゼロから作成する手間と時間を削減できます。
⑦ ISO/IEC 17025の要求事項を包括的にカバーしたサンプルにより、修正のみで完成します。
⑧ 人・時間・コストの節約が可能です。
⑨ 実際の審査経験を踏まえたマニュアルなので、安心して導入できます。

まとめ

ISO/IEC 17025認定取得までの準備期間を短縮するためには、
品質マニュアルなどの文書をいかに早く完成させるかが鍵です。

弊社のマニュアルは、実際の審査現場で認定取得に使用された実績ある文書です。
「確実に通用する品質マニュアルを、最短で完成させたい」という企業様に最適です。